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その塗り方、大丈夫? 意外に知らない日焼け止めの「正しい塗り方」と「盲点」とは?

その塗り方、大丈夫? 意外に知らない日焼け止めの「正しい塗り方」と「盲点」とは?

紫外線量が一気に増えるこのシーズン。顔はもちろん、からだにも日焼け止めをしっかり塗って、万全のUV対策をしておきたいですよね。でも、日焼け止めって、いつも何気なく塗っていませんか? 実は、日焼け止めには正しい塗り方があるのだそう。しかも、塗り忘れがちな、"盲点"もあるのだとか! あなたの塗り方は大丈夫?
資生堂ビューティースペシャリスト津田 浩世さんに、正しいUV対策についてお話をうかがいました!

Q)日焼け止めの"正しい塗り方"ってあるんですか? また、塗り方で"失敗しがち"なことってありますか?

A)すき間なく均一に塗ることが、何より重要。首や首のうしろ、髪の生え際など、日差しが当たりやすいのに塗り残しがちなパーツには注意して!

紫外線から肌を守るためには、日焼け止めがすき間なく均一に広がる必要があります。少量ずつつけ足したり、一度に多量につけてしまうと、ムラづきになってしまいやすいので気をつけて! 顔もからだも、適量の日焼け止めをとったら、手を大きく動かしながら、やさしく広げてのばすことがポイントです。
まず顔や首の場合、正しいつけ方は、以下の図を参考に。

  1. 適量を顔の5カ所(両ほお、額、鼻、あご)におく。クリームタイプなら「パール粒1個分」、エマルジョンタイプなら「1円硬貨大」。
  2. 指全体を使って、図の流れで丁寧になじませた後、もう一度同量をとり、重ねづけする。まぶたや小鼻も、指先を使って丁寧に。
  3. 首は、手のひらに適量をとり、数カ所にのせ、軽く広げながらなじませる。最後に下から上に向かってなじませる。特に首はしわが入りやすいゾーンなので、ストレッチをするイメージで首の前を塗るときは上を、首の後ろを塗るときは下を向いて、皮ふを伸ばして塗ってください。

体には"ストローづけ"で、ムラ塗り知らず

塗る範囲が大きい分、体の場合は特にムラ塗りしがち・・・。でも、そんなムラ塗りを防ぐテクニックを伺いました! 名づけて"ストローづけ"!

日焼け止めを容器から直接、肌の上にストロー幅ほどの線状にとります(上の左図参照)。普段使う量よりも多いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ムラ塗りを防ぎ、正しい効果を発揮するには、これが適量。手のひら全体でやさしく包み込むように、大きな楕円を描きながらゆっくりと広げてください。日焼け止めを線状にとる箇所は、上の右図を参考にしてくださいね。

塗り残しに注意! 特に忘れやすいパーツはここ!

また、日焼け止めを塗り残しがちな箇所は、下記のようなパーツ。特に首やおでこの髪の生え際などは、日差しが当たりやすい場所です。忘れないように、特にていねいに塗りましょう。これからデコルテの開いた服などを着る機会も増えるので、十分ケアをして下さいね。

●顔...「髪の生え際」「眉間」「耳」「小鼻のわき」「フェイスライン」「首」「小鼻のわき」
●からだ...「からだのわきや側面」「手や足の甲」「ひざ・ひざ裏」

日焼け止め選びの新基準「PA++++(フォープラス)」とは?

日焼け止めを選ぶとき、「PA」や「SPF」を目安にされる方が多いのでは? 「PA」は「UV-A(A紫外線)」、「SPF」は「UV-B(B紫外線)」を防ぐ効果を示し、それぞれ数値が高いほど効果が高くなります。
特にいま注目されているのが、生活紫外線とも呼ばれ、しわやたるみの原因になるUV-Aへの対策。研究によって、UV-Bのみならず、UV-Aも防止する必要性が明らかになっています。日本では2013年1月から、UV-Aを防ぐ効果の最高値が「PA+++(スリープラス)」から「PA++++(フォープラス)」になり、より詳細にレベルが表示されるようになりました。生活シーンにぴったりのレベルを選んで、美しい肌を守りましょう!

( Beauty & Co. 編集部)

 

 

今回お話してくれたのは...
資生堂ビューティートップスペシャリスト 津田 浩世さん

約12,000名の美容に関わる社員の中から選抜されたビューティートップスペシャリスト。国内外のビューティーコンサルタントの教育やPR活動など、資生堂の〝おもてなし″の心を世界中に伝えている。年齢を重ねても自分らしく輝きつづけたい女性を応援する「きらめきエイジング」の活動にも携わる。

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