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身体の不調は「舌」に表れる!色と形で診るセルフチェック項目

身体の不調は「舌」に表れる!色と形で診るセルフチェック項目

朝起きた時の身体の状態やお肌のコンディションから、私たちはその日の体調の良し悪しを判断しています。その体調の良し悪し、実は「舌」でも判断できるって知っていましたか?
舌の色や形、表面についている舌苔(ぜったい)の状態などから、自分の体調を推測することを「舌診(ぜっしん)」と言います。どんな状態が、何の身体のサインなのかを教えてくれたのは、薬膳コンシェルジュ協会代表理事を務め、多数の著書を手がける杏仁美友さんです。

淡い赤色が健康的な舌

「舌先は心臓や肺、中央は消化機能、側面は肝臓や胆のう、奥は腎臓といった、内臓の病変などを見る手掛かりになります」と話す杏仁さん。

「舌診をする時は、色、形、表面についている白い舌苔の状態を診るのが基本です。健康な舌は、淡い赤色(ピンク色)。口を開けて舌を出した時に、舌の幅が口よりもやや小さいのが理想的です。舌苔がうっすらとつき、適度に潤っています。もし、舌の状態が下記の項目に当てはまる場合は、不調のサインが出ているかもしれません」(杏仁さん)

<舌の色>

白っぽい:疲れやすく体力があまりない、血が足りない、胃腸が冷えている
青紫色:血流が悪い、青みが強ければ冷えによる血行不良

<舌の形と状態>

大きく腫れぼったい:疲れやすく体力があまりない、冷えなど。舌の淵に歯形がついて波打っている場合は水分代謝が悪く、むくんでいる状態
小さく薄い:血が足りない、身体の水分が足りない
舌先から中心部に向かって筋が入っている:血が足りない、身体の水分が足りない、体力があまりない

<舌苔の色と状態>

白い舌苔:冷えているなど、体調不良の恐れが体表にある
黄色い舌苔:熱がある、食べすぎなど、体調不良の恐れが体内にある
黒い舌苔:体調不良になる可能性が高い、抗生剤の長期使用の影響など
剥落(ところどころに剝げている):胃腸の機能が弱っている、免疫力が弱まっているなど

簡単にできるセルフチェック方法!

POINT1:毎日同じ場所、同じ時間に行う

「舌診」は毎日決まった場所、同じ照明の舌で、同じ時間に行いましょう。舌が紫がかって見える蛍光灯や、黄色っぽく見える白熱灯の下でのチェックは避け、太陽の光で行うのがベスト。チェックする時間帯も揃え、習慣化しやすい時間を見つけてください。

POINT2:食後は避ける

食後はやや舌苔が厚くなり、辛い物や熱いものを食べた直後は舌が赤くなり、多量の水を飲んだ後は舌苔が潤沢に、果物や甘いものを食べすぎると舌苔が厚く粘っこくなる傾向が。舌診を食後すぐに行うのは避けましょう。色のついたキャンディーやコーヒー、紅茶などを食べたり飲んだりした後も正しい状態がわかりにくいので避けるべき。

「舌診を行う習慣をつけると、今日は舌が白っぽいから胃腸が冷えている証拠。身体が温まるものを食べよう、などその日の体調に合わせて身体のケアを行うことができますよ」と杏仁さん。

健康維持や病気の予防、生活の質の向上(クオリティーオブライフ)につながる「舌診」。基礎体温を計るように、毎日の舌チェックを習慣づけてみてください。

お話を伺ったのは...
国際中医師/中医薬膳師 杏仁美友さん
薬膳コンシェルジュ協会代表理事。テレビ・雑誌・ラジオなどの取材、大手外食レストランチェーンの薬膳メニューの監修、総合情報サイト「All About」公認漢方・薬膳料理ガイド、講演会なども精力的に行う。
『超カンタン!漢方・薬膳』(エイ出版)、『薬膳美人』(マガジンハウス)、『漢方をはじめよう』(成美堂出版)など、著書多数。

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photo : shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。ご自身の責任においてご利用ください。

Beauty & Co. 編集部

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