エコの作法

こんなにリーズナブルでいいの? 本場の地酒も楽しめる、モダンな京町屋の宿

こんなにリーズナブルでいいの?  本場の地酒も楽しめる、モダンな京町屋の宿

観光地を忙しく回るだけでなく、ときには「宿そのものを楽しむ旅」というのも、とても贅沢な気分になれるものです。庭を眺めて過ごしたり、夜はカウンターバーで友人とゆっくりと話をしたり。そこが酒処で、おいしい地酒を楽しめたらなおさらすてきですよね。
しかも女子に人気の京都にある町家の宿で、なおかつリーズナブルな宿泊料で泊まれるとしたら? そんな理想的な宿を見つけました。

京都・伏見にある町宿「枩邑(まつむら)」は、そんなすべてを兼ね備えた、まさに隠れ家的な宿。築200年の町家を生かした情緒あふれる空間に、モダンに家具や調度品を配したセンスは抜群。2つあるお庭も素敵です。宿泊は1日2組限定というおもてなし感にも期待が高まるのに、一泊朝食付き6,800円という料金にも驚かされます。

枩邑がある伏見は、幕末から明治維新にかけての歴史の面影が強く残るエリア。日本有数の酒どころでもあって、酒蔵が建ち並ぶ古い町並みに和みます。枩邑併設のバーにも、伏見の地酒が常時10種類 ほどそろえられているんですよ。このバーがまた素敵なんです。早めに宿に帰って、柔らかな照明のカウンターでゆっくりくつろぐのがおすすめ。日本酒は季節でラインナップが変わり、これからは冷酒がおすすめだとか。日本酒の蔵元による梅酒もたくさんあって、女性に大人気なんですって。ホテルのバーのようなチャージもなく、価格も1杯600円くらいからと良心的。気軽に楽しめます。

枩邑の建物は、京都市の歴史的意匠建造物の指定を受けている「本物の町家」。オーナーのご実家でもあり、先祖代々大切にしてきたお屋敷なのだそう。ご両親が亡くなられたときに、この建物をなんとか残したい、多くの人に見てもらいたいという想いから、宿にすることにしたそうです。昔の町家そのままのよさをなるべく生かし、すみずみまで調えられた空間は、デザイン関係のお仕事をされていたオーナーご自身の手によるもの。歴史や伝統を大切にしながら、現代に合う美意識がなんとも心地よいのです。リピーターや、外国人の長期滞在者が多いというのもうなずけます。Wi-Fiやウォシュレットも完備という最新設備もうれしいですね。

もうひとつのお楽しみ、枩邑の「朝ごはん」は、京のおばんざいが味わえると大好評。京都のお豆腐やお漬け物、季節の焼き魚、お吸い物...手作りの温かさが伝わる朝食は旅の至福です。

伏見は京都の繁華街から離れている印象ですが、京都駅、四条河原町や祇園からもアクセスがよく、宇治、奈良へも便利に足を伸ばせるので、ひとあじ違う古都の旅が満喫できます。ぜひ、次回の京都の旅は、こんな町家の宿に泊まってみませんか?

町宿「枩邑(まつむら)」

京都府京都市伏見区京町北8丁目82番地 Tel : 075-611-7420
1泊朝食付き1名6,800円(2名利用)

BS朝日 エコの作法 毎週金曜よる10:00~10:54 放送中!

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京都の古民家

5月2日(金)「京都の古民家」

1200年の歴史を持つ古都・京都。多くの外国人の方が、古民家に住んでいます。カフェやレストランとして、宿泊施設として。いま様々な形で再利用され、その価値が見直されている古民家での、ゆったりした時間の過ごし方をご紹介します。

5月9日(金)「世界遺産・日光」

神仏習合の一大霊場として栄えた世界文化遺産・日光。徳川家康が自らの埋葬場所として指定した理由、そして「平成の大修理」が進む陽明門の建築の謎。知られざる日光の秘密を自然と人間との関わりから描きます!

※番組の内容は予告なく変更される場合があります

エアリーライム

ライター
エアリーライム

和の文化や暮し、手仕事に関わるコンテンツを発信する編集プロダクション。取材の中で出会った「和の手仕事」を世界に伝える、電子書籍のプロジェクト『Japanese Slow Craft』を展開中。

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