エコの作法

京都で仕立てるオーダーメイドの傘。 傘工房 パラプリュ デュ メルシー

京都で仕立てるオーダーメイドの傘。 傘工房 パラプリュ デュ メルシー

雨が続くと、何となく気持ちもどんよりしがち。そんな時は、とびきりかわいい傘の力を借りましょう。京都の手作り傘の工房、parapluie de merci(パラプリュ デュ メルシー)の傘は、広げると心がぱっと晴れる、ワクワクする、そんな魔法の傘。雨の日のお出かけが楽しみになりますよ。

工房の名前は、フランス語で「メルシー君の雨傘」という意味。オーナーの佐藤新吉さんは、京都の傘職人の家の3代目。会社勤めを経て、7年前に、自身のブランド、パラプリュ デュ メルシーを立ち上げました。傘はすべてハンドメイドで作られています。

パラプリュ デュ メルシーのこだわりは、まず生地。佐藤さんは奥様と一緒に問屋や倉庫に生地探しに出かけ、気に入ったものだけをチョイスしています。デッドストックものも多いとか。そして持ち手部分(手元というそうです)は、サクラやクルミ、カリンなどの天然木を削り、丁寧に磨いたもの。ニスなどは塗っておらず、使うほどに味わいが増していきます。留めの部分のひもは、日本の伝統的な「結び」の技法を用いています。



もうひとつの特徴は、生地に施されたワンポイントの刺繍です。刺繍は奥様の担当だそう。これがまたかわいいのです。鳥や蝶、てんとう虫やクローバー、一輪の花......、思わずにんまりとしてしまいます。

パラプリュ デュ メルシーは、雨傘、日傘、晴雨兼用を作っていて、晴雨兼用は13,000円~。生地、持ち手、などの希望を聞いてオリジナル傘のオーダーも受け付けています。結びや留め玉の色、刺しゅうなども好みでカスタマイズできるんですよ。世界でたった1本の傘というのもステキですね。

また、生地の張り替えや骨組みのメンテナンスにも対応してもらえるそう。こんなところにも京都らしい、職人気質が感じられます。

もうビニール傘を簡単に買ったり捨てたりするのはやめて、長く大切に使えるお気に入りの傘と一緒に、雨の季節を楽しみたいですね。

※ Parapluie de"merci"の商品は、手作りのオリジナルなので、写真と同じデザインのものがお店ないことがあります。ご了承ください。

satou parapluie de merci(パラプリュ デュ メルシー)

京都市下京区西洞院通仏光寺下る 大橋ビル1階
営業日、時間はHPで確認してください。
http://www.h3.dion.ne.jp/~p.d.m/

BS朝日 エコの作法 毎週金曜よる10:00~10:54 放送中!

番組ホームページへ

6月20日(金)「愉しむ×雨」

雨の多い国、日本。雨は歌や芸術などのモチーフになってきました。そして、傘を始めとする雨の日の装いが多彩に生まれ、雨によって建築の知恵が生まれた。衣食住に「雨」に寄り添った日本独自の文化が存在します。「雨」で培ったエコの心を見直します。

6月27日(金)「仰ぐ:飛騨高山と世界遺産白川郷」

集落に合掌造りの家屋が並ぶ世界遺産白川郷。そして「木の国」と呼ばれる飛騨高山。森や木のある暮らしを通じて日本のエコの心を探ります。

※番組の内容は予告なく変更される場合があります

エアリーライム

ライター
エアリーライム

和の文化や暮し、手仕事に関わるコンテンツを発信する編集プロダクション。取材の中で出会った「和の手仕事」を世界に伝える、電子書籍のプロジェクト『Japanese Slow Craft』を展開中。

この記事を気にいったらいいね!しよう
Beauty & Co.の最新の話題をお届けします。