エコの作法

可愛く涼んでリラックス効果も♪ 夏の「涼感」風鈴4選

可愛く涼んでリラックス効果も♪ 夏の「涼感」風鈴4選

蒸し暑い日本の夏。昔の人はいろいろな知恵と工夫で暑さをしのいできました。おなじみの風鈴もそのひとつ。その音色の清涼感は、夏のうだるような暑さを忘れさせてくれますね。しかもガラスの風鈴なら、見た目にも涼しさを感じさせてくれます。
実は、風鈴の音色には、α波(リラックスしている時の脳波)を誘発する1/fのゆらぎがあるそうなんです。暑くてイライラしがちな夏、取り入れない手はないですね! そこで、とっても可愛いガラスの風鈴4つを、厳選してご紹介します。

◎津軽びいどろ風鈴

青森市周辺では遺跡から勾玉などが発見されていて、紀元前からガラスが作られていました。ガラスを丸くふくらませる「宙吹き」という技法もその時代からあったもの。「津軽びいどろ」は、そんな伝統技法をもとに"青森の自然をイメージさせるハンドメイドガラス"として1977年に生まれ、県の伝統工芸品の指定を受けています。
津軽びいどろの特徴はカラフルな色合い。写真の「NEBUTA ねぶた(各2,160円)」は、まさに夏祭りのような楽しさ。光を拾った色がキラキラと踊ります。繊細な音色と色彩が、涼しい時間を運んでくれます。

津軽びいどろ(石塚硝子)

http://www.tsugaruvidro.jp/

◎ 喜多方蒔絵風鈴

福島県の喜多方は、漆器の生産が盛んな地域です。その伝統的な漆器の技法「蒔絵」の技術を取り入れた、ひとつひとつ手描きの柄がなんとも愛らしい風鈴。柄は花鳥風月をモチーフとしていて、選ぶのが迷うほど豊富です。
写真左は、フォルムが素敵な「シャンパンモール風鈴」のフルール(グリーン)、 右は「ぎやまん風鈴」の花火(ブルー)。レトロな雰囲気が魅力の風鈴です。(各1,944円。)

木之本(きのもと)

http://www.aizu-kinomoto.com/

◎琉球硝子風鈴

沖縄・読谷村の海辺の工房で、沖縄県工芸士、松田将吾さんが作る「海風風鈴」。青いガラスと白いサンゴの組み合わせがいかにも涼しげです。
沖縄でのガラス工芸は、戦後コーラやビール瓶を再利用したことから始まりました。沖縄の風土に培われた色や気泡、厚みが、独特の愛らしい風合いを生み出しています。 海風風鈴の細かな気泡も、まるで海の泡のよう。そして風鈴を鳴らすサンゴは、工房近くのニライビーチで採集したものなのだそうです。しばし南国にトリップできる風鈴ですね。
(左/オーシャンブルー、右/オキナワンスカイ各3,240円)

◎ 江戸風鈴

奈良発、中川政七商店のライフスタイルブランド「粋更kisara」から発売されている風鈴。東京で約100年、風鈴を作り続ける老舗「篠原風鈴本舗」の江戸風鈴です。実は江戸風鈴を名乗れるのは、この「篠原風鈴本舗」のものだけ。
江戸風鈴の特徴は、「宙吹き」でふくらませたガラス玉の口の部分を、あえてギザギザに削っていること。このギザギザで響きが良くなり、澄んだ音が出ます。風鈴を鳴らすのは、奈良の貝卸屋さんのアコヤ貝、短冊は麻織物の中川政七商店らしい麻製。シンプルですが、とても粋でスタイリッシュです。 (左/クリア、右/ホワイト 各2,592円)

中川政七商店

http://www.yu-nakagawa.co.jp/

風鈴が生まれた江戸時代、浮世絵にも縁側で涼む美人と風鈴が一緒に描かれました。今年の夏は、お気に入りの風鈴を取り入れて、「涼感美人」になってみませんか?

BS朝日 エコの作法 毎週金曜よる10:00~10:54 放送中!

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7月25日(金)涼む×夏の音

自然と共に暮らしてきたこの国の人々は五感で涼むことで厳しい暑さを凌いできました。今回は、水の町・郡上八幡の水の音や夏の空を彩る花火の音など、日本の「夏の音」に見るエコの心を探します!

8月1日(金)涼む×夏の暮らし

夏の日本人は「暮らし」の中に涼む知恵を育んできました。京都の町家に伝わる涼のとり方。油団(ゆとん)と呼ばれる、暑さを凌ぐ敷物を日本で唯一作っている場所。夏の魚料理に欠かせない鱧の骨きりの職人技。日本人の感性が生んだ、暮らしの知恵を伝えます。

※番組の内容は予告なく変更される場合があります

エアリーライム

ライター
エアリーライム

和の文化や暮し、手仕事に関わるコンテンツを発信する編集プロダクション。取材の中で出会った「和の手仕事」を世界に伝える、電子書籍のプロジェクト『Japanese Slow Craft』を展開中。

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