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肌の水分量が1.5倍に!? 「コットン」を使った化粧水のつけ方

肌の水分量が1.5倍に!? 「コットン」を使った化粧水のつけ方

急に暖かくなったり、風が強く吹いたり、春の天気はとっても気まぐれ。不安定な気候に翻弄されて、お肌がカサつく...なんてお悩みの方はいませんか? スキンケアアイテムをあれこれ変えなくても、いつものお手入れでケアできれば、うれしいですよね。そんないつものケアをレベルUPする「ワザ」があると聞きつけ、資生堂ビューティースペシャリストの泉山千香さんに、お話をうかがいました!

Q)この季節、どうしても肌が乾いてしまいます。良いケア方法はありますか?

A) ぜひ、化粧水をコットンでなじませてみて!

化粧水を手でつける方も多いと思いますが、実はコットンを使った方が、顔全体にムラなく均一に化粧水をなじませることができます。手でつけた方が、手肌に水分が吸収されてしまうため無駄が多いのです。

手でつける自己流のスキンケアと、コットン使用のスキンケアを、それぞれ1ヵ月間継続してモニターしたところ、なんとコットンの方が、1.5倍近くも角層の水分量が多くなった、という結果も出ているんですよ。

コットンは横長に正しく持つのがカギ!

実は、コットンは寸法が長い方向に繊維が流れるように作られているので、この流れに沿って肌の上をすべらせてください。流れと異なる方向に動かすと、コットンが毛羽立ってしまう可能性があるので、要注意(※詳細は、下記STEP中のイラスト参照)。

【コットンを使った、スキンケアのSTEP】

  1. 手のひらにコットンをのせ、化粧水の正しい使用量を含ませます。 使用量が少ないと肌をこすってしまうので、必ず量を守って。500円玉硬貨大よりやや大きめにたっぷり、が適量です。
  2. コットンを中指と薬指にのせ、下図のように横長に手で持ちます。
  3. コットンを肌にフィットさせ、顔の丸みに合わせて、すみずみまでなじませます。
  4. 同じ要領で乳液をなじませます。乳液の適量は10円玉硬貨大よりやや大きめにたっぷりです。

お酒の仕込み水と同じ水を使用! 良質のコットンに隠された、こだわりとは?

洗いあがりの無垢な肌に直接触れるコットンは、ふんわりとなめらかな肌触りが大切です。また、化粧水や乳液をよく吸収し、さらに肌にしっかりと潤いを届けてくれることも重要なポイント。いつも何気なく使っているコットンですが、実は奥深いこだわりがいっぱいつまったアイテムなんです。 資生堂の化粧用コットンのほとんどが作られている工場は、広島県にあります。日本酒で有名な西条という場所の近くにあり、日本酒の仕込み水と同じ伏流水を使っているのだそう。 上質なコットンをつくるためには、不純物のない軟水が欠かせません。また、原料の綿にもこだわり、天然のコットンを使用。天然のコットンは断面が丸いため、化学合成繊維のものと比べて肌触りも格別です。 隠れたこだわりを知ると、その肌触りの良さが、ひときわ心地よく感じられそう。 コットンの優しさに触れながら、いつもよりちょっぴり丁寧なスキンケアを始めてみたいですね。

※参考:OPENERS 化粧用コットンの生い立ちから、製造のこだわり、スタッフの情熱 化粧用コットンの原点を訪ねて(1)
( Beauty & Co. 編集部)

今回お話してくれたのは...
資生堂ビューティースペシャリスト 泉山千香さん

約12,000名の美容に関わる社員の中から選抜されたビューティースペシャリスト。卓越した技術力とホスピタリティに優れた応対で、女性の美しくなりたいをかなえる美のスペシャリスト。

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