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夏は子宮が冷えやすい? 生理痛などの婦人科系トラブルを予防する、夏の入浴法とは?

夏は子宮が冷えやすい? 生理痛などの婦人科系トラブルを予防する、夏の入浴法とは?

これからの季節、日中エアコンの効いた室内で過ごしていると、気づかぬうちに「冷え」は溜まってしまいます。冷えた身体を温めるにはお風呂がオススメですが、暑い時期に湯船にしっかり浸かるのは辛いですよね...。夏に無理なく湯船で温まる方法って、あるのでしょうか? 婦人科系トラブルに詳しい中嶌歩見さんに伺いました。

Q)夏はシャワーで済ませてしまいがちなのですが、暑い夏でも無理なく身体を温めるお風呂の入り方はありますか?

A)エアコンの影響で、夏は冬以上に身体が冷え切っている可能性が。婦人科系トラブルを招かないためにも、ぜひ、湯船にゆったりと浸かって。ぬるま湯で血行を良くし、疲労を回復させる「炭酸浴」がオススメです。

夏でも冷房が効いているオフィスでは、自覚症状がなくても、身体が冷え切っている可能性があります。「冷え」は生理痛などの婦人科系のトラブルの要因となるだけでなく、妊娠を遠ざけてしまうことも...。毎日のお風呂で身体を温めて、冷えを解消して欲しいですね。

また、冷房が効いている室内と、暑い戸外の気温差によって、夏は自律神経が乱れがち。特に、冷房が効いた寒い場所にいると血管が収縮し、交感神経が優位になります。血管が収縮することで、筋肉が硬く緊張した状態になり、末端部分はさらに冷えやすくなります。さらに交感神経が優位だと緊張状態が続くので、お風呂の時間を有効に使って、副交感神経の働きを高め、心身をリラックスさせましょう。

ぬるい温度で血行を良くする「炭酸浴」

とは言え、暑い夏にお湯に入るのは、気が進まないときがありますよね。そこでオススメなのが「炭酸浴」です。炭酸浴は、皮ふから二酸化炭素を吸収することによって、血管が開き、血行が良くなります。夏なら38℃くらいのぬるま湯で半身浴するのが◎。ゆったりと湯船に浸かることができ、炭酸浴の場合、血行が促進されて体感温度が2度ほど上がるため、十分な保温効果とリラックス効果も期待できます。
市販の入浴剤もありますが、ドラッグストアで手に入る重曹とクエン酸を使い、自宅の湯船で手軽に炭酸風呂を作ることができますよ。

◇炭酸風呂の作り方(半身浴の場合)

炭酸浴は濃度も大切! 1,000PPMの濃度が必要と言われています。用量は以下を参考にしてくださいね。

平均的な湯船サイズの場合
(1)湯船に重曹300gを溶かします。
(2)クエン酸を300g入れ、かき混ぜて完成!

夏は38℃~40℃、冬は41℃を目安に、20分ほど半身浴するのがおすすめです。

炭酸風呂で使用する重曹には、お肌をキレイにする効果も♪

温泉でも重曹泉は「美肌の湯」と呼ばれるように、重曹には皮ふの古い角質を柔らかくし、余分な皮脂や毛穴の汚れを落とす効果があります。皮脂を溜めこみやすい夏の肌には、ぴったりのお湯ですね。

汗で失ったミネラルは、入浴後にしっかりと補給を

また、入浴で汗をかくと、失うのは水分だけではありません。ミネラル分が身体から出てしまいますので、入浴後には必ず、水分だけでなくミネラル分を補給しましょう。おすすめなのは、最近ブームの「ココナッツウォーター」。ミネラルや電解質を豊富に含み、人間の体液にほぼ等しい浸透圧のため、身体に吸収されやすいのです。
もちろん、入浴後に身体を急に冷やしてしまうのはNGです。冷やさず常温で飲んでくださいね。

今回お話してくれたのは...

ファスティングコンシェルジュ 中嶌歩見さん

1977年大阪府出身。美容業界、ブライダル業界に長く従事し、2008年より東京青山にて美と健康を追求する自然派サロンをオープン。施術だけではなく、安全な食材の販売や無農薬の野菜宅配システムを構築し、オンラインショップもプロデュース。 またインナービューティー、代替医療、ファスティングについても専門的に学び、2010年に日本ファスティングコンシェルジュ協会を設立。会長兼メイン講師として全国で認定資格講座や講演を行っている。
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