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「ゴルゴライン」に要注意!「お肌の曲がり角」本当の話

「ゴルゴライン」に要注意!「お肌の曲がり角」本当の話

ちまたでよく耳にする「お肌の曲がり角」。みなさん何歳だと思いますか? 25歳説、30歳説など諸説ありますが、エイジングケアをいつから始めれば良いのかなど、気になることはたくさんありますよね。そこで今回は、コラーゲンに関する研究を行っている、資生堂リサーチセンターの入山 俊介さんにお話を伺いました。

Q)
今年で30歳を迎え、気になりだしたのがお肌のコンディション。乾燥しやすいし、ハリもなくなってきた気がします。さらに化粧水のなじみが悪くなったような...。これが世に言う「お肌の曲がり角」!? 今までのスキンケアを見直すべきですか?

A)
お肌の曲がり角を感じる年齢は人それぞれですが、肌表面の変化を感じるのが30歳前後と言われています。例えば、20代は毛穴やニキビなど、皮脂由来の悩みが上位にあがってきますが、30代になるとシミ・ソバカスやくすみといった色むら、ハリやたるみなど顔の形状の悩みが出てきます。このように、30歳になると今までと違う肌悩みを感じるのですが、実際には20歳過ぎから肌内部で変化が起きています! 10年後、20年後を見越して、毎日のケアで今からできることを行っていくことが肝心です!

お肌の曲がり角のサイン「ゴルゴライン」が出たら、要注意!

齢を重ねると、肌表面や真皮機能の低下により、さまざまな肌悩みが現れます。ハリが低下し、たるみが気になったり、乾燥やしわ、シミ・ソバカスの悩みも増えてきます。中でも30代になると目の下から耳に向かって、ほおの中心を描くゴルゴライン(ミッドチークライン)や、法令線が出てくる可能性も...。こうなったら、要注意です! これは、肌の土台となっている「真皮」に変化が起きているため。ちなみに、真皮の7割はコラーゲンでできていて、ハリや弾力のある若々しい肌を作るのに最も重要な成分になっています。

若々しい肌を作る「コラーゲン」は、減り続けている!

コラーゲンは紫外線や加齢の影響により、年齢とともに減っていきます。コラーゲンは、現時点で29種類発見されており、そのうち肌にあると言われているのが9種類。その中でも肌のハリにとって大切なコラーゲンは、Ⅰ型・Ⅳ型・Ⅶ型の3種類と資生堂では考えています。

  • Ⅰ型コラーゲン...真皮コラーゲンともいわれ、肌のハリ生み出す
  • Ⅳ型コラーゲン...基底膜シート型コラーゲンともいわれ、基底膜を作り、表皮と真皮を連動させてハリを生み出す
  • Ⅶ型コラーゲン...吊り型コラーゲンといわれ、基底膜と真皮をつなぎとめてハリを生み出す

3種類のコラーゲンのどれが欠けても、理想的な肌をつくりだすことはできず、若々しく美しい肌を保つ上で大切な存在です。

「え、コラーゲンって減るだけ? 増やせないの?」と思った方も多いと思います。次は、肌のコラーゲンを保つための方法をレクチャーしたいと思います。

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お肌のコラーゲンをキープ&増やすコツをチェック!

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