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カールが落ちる原因はツヤなしまつ毛!?研究員に聞くまつ毛ダメージの真相とケア方法

カールが落ちる原因はツヤなしまつ毛!?研究員に聞くまつ毛ダメージの真相とケア方法

朝、集中してアイメイクしている途中、鏡に映るまつ毛のツヤがなくなっていることに気付いちゃう...なんて経験、ありませんか? 「まつ毛にツヤがなくってもマスカラで隠せちゃうからOK!」なんて油断したら、ダメ! まつ毛が健康だからこそ、マスカラも"本領"を発揮できるというもの。そこで今回は、資生堂化粧品開発センターの渡辺智子さんに美しいまつ毛のケア法を伝授していただきました。

まつ毛のカールが持たないのは、ダメージが原因!!

まつ毛の構成要素は髪の毛とほとんど一緒で、たんぱく質が8~9割。でも、1本の毛の寿命がくる前にカットを繰り返す髪の毛と、生えてきた毛のほとんどがヘアサイクルで抜けていくまつ毛にはいろいろな違いがあります。主な違いを簡単にまとめると...。

★ヘアサイクルの期間
髪の毛...3~6年
まつ毛...4ヶ月

★太さ
髪の毛...根元から毛先までだいたい同じ
まつ毛...根元から2、3ミリが一番太く、毛先は細い

★キューティクルのめくれ方
髪の毛...1枚ずつキューティクルの先端からめくれる
まつ毛...キューティクルの数枚が束になってめくれる

ダメージを受けると枝毛になったりしやすいのは、まつ毛も髪の毛と同じ。一番大きく違うのはビューラーでグッと力を入れすぎることが原因で起こる「キューティクルが束でめくれる」という症状です。その症状では、洗顔しただけで栄養分が出てしまいまつ毛がスカスカに。するとツヤがなくなるだけでなく、湿気や汗の影響でカールが夕方まで保たずに下がってくる原因にもなってしまいます。

特にビューラーが当たる中央部は激しくダメージを受けるんです!

「傷まない」まつ毛を保つケア方法

ビューラーに力を入れすぎることがまつ毛ダメージの原因になるとはいえ、くるりんまつ毛にビューラーは不可欠。ビューラーの代わりにエクステやつけまつ毛に頼っても、今度は接着剤などがまつ毛に負担をかけてしまいます。一度傷んでしまったまつ毛は自己修復できないので、「傷まない」ように日々ケアすることが美まつ毛への近道。では、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?

HOW TO まつ毛ケア

  • ビューラーのゴムをこまめに変える!

ゴムが劣化してくぼみができると、そこだけに力が加わりやすくなります。何年も変えたことがないなんて言語道断!!  ゴムが変色したり、たわみや溝が出てきたらゴム交換のサイン。こまめにチェックしてみてくださいね!

  • ビューラーを使う時は根元を軽くはさんで、ゆっくり力を加える

新しいゴムでも力を入れすぎるとまつ毛のダメージに。力の入れ加減が難しいと感じる方は、ホットビューラーを使うのもアリ! ホットビューラーは温度が低めなので、ダメージが蓄積する心配はあまりないそうです。

  • 落ちにくいマスカラは必ず専用リムーバーを!!

マスカラに専用リムーバーをなじませて、やさしく指でなでるようにして丁寧にオフ! お湯落ちタイプのマスカラもお湯をしっかりなじませてから、やさしく落とすこと。どんなマスカラでもゴシゴシ洗うのは絶対NG!

マスカラがまつ毛をダメージから守ってくれる!

ビューラーやマスカラがまつ毛を傷めつける「悪者」のように言われがちですが、ビューラーもマスカラもそれ自体がダメージの原因になることはありません。気を付けるべきはマスカラを「つける前」と「落とす時」。渡辺さんによると、まつ毛や髪の毛の色を決めているメラニン色素には紫外線ダメージを防ぐ働きがあるので、黒いまつ毛の上にマスカラを付けるとダブルで紫外線から守られている状態に。刺激からの保護という意味でも、外出時はマスカラを付けたほうが素まつ毛のままよりもダメージを受けにくくなりますよ。

まつ毛美容液でケアするのは、今やもう当たり前。適切なビューラーとマスカラ使いでキレイを手に入れたら、夜にはしっかり落として、今日も明日も、クルンとカールしてくれる健康なまつ毛を育てていきましょう♪

photo:Shutterstock
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用下さい。

資生堂研究員

資生堂研究員

研究員

資生堂の研究開発は1916年に始まり、品質と安全を最優先に、最新の皮膚科学と処方開発技術に基づいて開発を実現してきた。世界中の化粧品開発者が目標にする研究発表会「IFSCC」では、世界最多の受賞。
http://www.shiseidogroup.jp/rd/

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