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夏の定番、アイスクリームの意外な真実…

夏の定番、アイスクリームの意外な真実…

  夏に食べたくなるデザートと言えば、アイスクリーム。このスイーツの始まりは何だと思いますか? 答えは、氷雪に蜜や果汁をかけて食べたこと。一説には、古代ギリシャの王様は、奴隷たちにこれらを与えて士気を高めていたそうです。そして、当時はお菓子としてではなく健康食品として食べられていたのだとか。

 11世紀になると、氷菓のつくり方がヨーロッパに伝えられ、イタリアのシチリアで果物やナッツを使用したシャーベットがつくられるようになりました。

 やがてシャーベットはフランスに渡り、末にはホイップクリームを凍結させた「グラス・ア・ラ・シャンティ」が発明されました。これが世界初の本格的なアイスクリームと言われています。

 日本人とアイスクリームの出会いは江戸末期。幕府が派遣した使節団がアメリカで食し、そのおいしさに驚いたと伝えられています。日本に初めてアイスクリームショップができたのは、明治時代の横浜馬車道で。当時は「あいすくりん」という名で売られ、たいへん高価なものでした。そのため購入するのは外国人ばかりで、日本人は物珍しそうにそのようすを見ていたそうです。大正時代になり、喫茶店やレストランが増えていくのと同時に、少しずつアイスクリームは国民に愛されるデザートになりました。


 他国でのアイスクリーム事情を紹介しましょう。アイスクリームの原型が生まれたイタリアでは、クリーミィーで低脂肪のジェラートが人気。街中にたくさんのジェラート店があり、コーヒーを飲んで休憩するのと同じ感覚で、ジェラートを食べているそうです。なんと、シチリアでは朝食のパンにジェラートを挟んで食べる習慣があるとか。一度、食べてみたいですね。

 アイスクリームを発展させたアメリカは、アイスクリームを入れて一緒に食べる「コーン」やチョコレートのかかった「サンデー」など新しいスタイルを生んだ国。アメリカの中西部では、教会の催しのひとつとして、自慢のホームメイドアイスクリームを持ち寄って親交を深める「アイスクリームソーシャル」という習慣があります。小説『赤毛のアン』にも描かれていたので、ご存じの方も多いでしょうね。

 世界中で愛されている甘くて冷たいデザート。なんだか食べたくなってきませんか?

Beauty & Co. 編集部

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