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夏のお疲れボディを引き起こす!?「水毒」にご注意!

夏のお疲れボディを引き起こす!?「水毒」にご注意!

うだるような暑さが続く毎日。身体が重い、やる気が出ない、食欲がないetc...夏特有のお疲れボディ、もしかしたら毎日飲んでいる「水」から引き起こされる「水毒」が原因かも? 今回はフレンチ薬膳プロデューサーの坂井美穂さんに水毒のメカニズムとその解決法をお伺いしました。

循環不良が引き起こす「水毒」とは?

水毒とは余分な水分が身体の中で停滞してしまっている状態のこと。体内器官が順調に循環しないことで、古い水が身体の外に上手く排出されないことが主な原因です。慢性化すると肌あれやむくみなど、美容の観点からも様々なトラブルを起こすので注意が必要です。

滞っている「水」は身体の様々なパーツに溜まる!?

紀元前から伝わる中医学の観点によると、水分代謝は身体を上・中・下の3つのパートに分けて行なわれていると考えられています。症状によって溜まっている水の部位は異なるので、まずは自分の身体のプチ不調と照らし合わせて、自身に合った食材・薬膳を摂ることが大切といえます。

どの部位に水が溜まっているかチェックしてみよう!

・肺が原因で水が溜まっている場合

スプリンクラーのような役目を担う肺ですが、水が溜まりすぎてしまうと顔やまぶたがむくんでしまいがちに。アレルギー体質の方や温かい食べ物を食べると鼻水が止まらなくなる方もこのタイプ。水はけのよい状態を作り出すために、かぼす、生姜、ねぎ、しそ、マスタード、カレー粉など、スパイスの効いた食材がオススメ。

消化力の弱りが原因で水が溜まっている場合

全身が重くだるい、油ものは苦手で生ものが好き! というあなた。身体の中心部にある脾臓が弱っている可能性大です。気(=エネルギー)が弱っていると水が上手く流せないので、黒豆やとうもろこし、山芋などの芋類、緑豆春雨でお腹の働きを改善しましょう。このタイプは冷たいものを避けるだけでも効果が見られます。

・腎が原因で水が溜まっている場合

足腰のむくみや冷え、だるさに悩んでいるという方は、尿の排出をコントロールする腎臓機能に注意。腎は水分代謝において「まとめ的」役割を果たす重要な器官なので、その機能をパワフルに高めてくれるエビ、鶏肉やレバー、ラムなどの食材が最適。グラス2杯程度の赤ワインも身体を温めるので有効です。

1日2リットルの水は良い? それとも...?

様々な説がある1日に飲むべき水分量。摂らなすぎも良くありませんが、排出機能が弱まっている状態に無理して水分を摂ってしまうと逆にむくんでしまう可能性も。体調に合わせながら適量を摂ることが大切です。また、夏こそ飲んで欲しいのが、白湯ハーブティー。冷房で冷えた体内がさっと温まり、身体の表面に出た汗の作用で体温が適温になるという効果も。朝や寝る前に意識して飲むようにしましょう。

何となくしんどい夏のお疲れボディ。食事や薬膳のチカラをかりて、自己治癒力を高めることが、美しく健康な身体への近道です。ぜひ取り入れてみてくださいね♪

お話を伺ったのは...
フレンチ薬膳プロデューサー 坂井美穂さん
初のレシピ本「かんたんフレンチ薬膳~体の内面から美しくなれるレシピ58」(主婦の生活社)が2015年7月31日発売。

photo:thinkstock
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

小西悧舞ナタリー

小西悧舞ナタリー

海外美容家

日仏ハーフ。小学館、集英社の美容誌を経て独立。日本のみならず海外の美容誌やビューティサイトをメインに、取材で得た美メソッドや実際に試し、「本当に効果があったもの」を中心に執筆中。また、日常に美しいものや心地良いものを取り入れる『Bien-Être(心身美容)』を提唱。美容セミナーや化粧品コンサルティングをはじめ、ラジオ出演などのメディア活動も積極的に行っている。公式ホームページ

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