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えっ、膣にもカビが!?梅雨時期は特に気をつけたい!デリケートゾーンのかゆみ対策

えっ、膣にもカビが!?梅雨時期は特に気をつけたい!デリケートゾーンのかゆみ対策

ジメジメとした梅雨時期は、デリケートゾーンのかゆみが気になる方も多いですよね。でも、他人にはなかなか相談しにくいものです。そこで今回は、デリケートゾーンのかゆみの原因とその対処法についてご紹介します。

梅雨時期は特に気をつけたい、膣カンジダ症

カンジダ菌は、健康な女性は誰でも持っている常在菌でカビの一種。梅雨時期は家の中でもカビが増えやすいように、カンジダ菌も梅雨時に増えやすい特徴があります。梅雨は高温多湿なため、下着の中も蒸れやすくなります。そのため、カンジダ菌が急激に増えて、かゆみや炎症を引き起こすことも。外陰部に痒みを感じ、おりものの状態が普段と違って、カッテージチーズのようにポロポロしていたら、腟カンジダ症の可能性があります。通気性の良い綿のショーツを着用するのがおすすめです。 また、ストレスや体力が衰えていても、腟カンジダ症になりやすいので、健康管理にはくれぐれも気をつけましょう。

陰部や腟の痛みや違和感とともに、おりものに、血が混じったり、黄色かったり、緑だったり、さらに悪臭がしたりしたら、癌や性行為感染症の可能性があります。これら異常なおりものがでている場合は、婦人科を必ず受診しましょう。

おりものシートは、気になる時にだけ使用するのが◎!

おりものシートを常用していると、おりものシートによってムレてしまい、かぶれの原因になることも。おりものシートは、おりものが特に多い排卵前後(月経の2週間前)だけに使うようにしましょう。おりものによるショーツの汚れが気になる人もいると思いますが、正常なおりものは、腟・外陰部の健康を保つものです。前向きにとらえましょう!

ちなみに、月経時のみに、陰部がかゆかったり、痛かったりする場合は生理用ナプキンによるかぶれの可能性大です。ナプキンの種類を変えたほうがいいでしょう。また同じナプキンを長時間使用しているとかぶれの原因になりますので、月経血が少ない時期になっても、1日3回くらいは交換しましょう。

間違ったデリケートゾーンの洗い方もかゆみの原因に

ウォシュレットの普及により、排尿の際に、毎回陰部を洗浄している方も多いですよね。でも、毎回の洗浄は洗い過ぎです! 正常な腟の常在菌叢バランスを壊したり、陰部の皮膚のバリア機能を壊してしまい、かゆみなどの原因になります。排尿の際は、やさしく尿道にトイレットペーパーを当てて尿をぬぐうだけにしましょう。

また入浴の際、陰部の洗浄に石鹸を使用してもかまいませんが、ゴシゴシこするのは控えましょう。ソフトに洗って、流す程度に。陰部にかゆみや痛みがある場合は、石鹸の使用は控えて、ぬるま湯だけで流すのがベスト。どうしても何かをつけて洗いたい場合は、最近陰部専用にPHを調整した、低刺激の洗浄剤が発売されているので、試してみるのがいいでしょう。

デリケートゾーンは、とても繊細な場所。きちんとケアして、かゆみ知らずの快適な生活を送りましょう!

photo : Shutterstock
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

関口由紀

関口由紀

医学博士

女性医療クリニックLUNAグループ理事長として、婦人科・女性泌尿器科・女性内科・乳腺科・美容皮膚科、心斎橋分院の5施設を束ねるとともに、女性泌尿器専門医として診療も行っている。東洋医学にも造詣が深く、女性の悩み全般にオールラウンドに対応。公開講座情報はこちら

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