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量が多い、レバー状の塊...。スルーしないで!経血が教えてくれる子宮のサイン

量が多い、レバー状の塊...。スルーしないで!経血が教えてくれる子宮のサイン

「最近、量が多い気がする...」「なんかレバーの塊のような血が出てきたけど...」など、生理時に経血の色や量が気になったことはありませんか? 経血の状態はホルモン分泌量によって毎回異なるものの、もしかしたら子宮からの病気のサインかもしれません。

正常な経血の色って、どんな色?

経血の色は個人差がありますが、血液よりも若干濃いめで、少し粘り気があるのが一般的。そして、生理が終わる頃の経血は、膣内で血液の酸化が進むことから、茶色または茶褐色になります。「鮮血が混じっていて心配...」と相談にくる方もいますが、月経周期が25~38日と安定していて、日数や経血の量も普通であれば、基本的に心配はありません。

経血の量はどのくらい?

経血の量もまた人それぞれなので、一概に判断しにくいものです。経血の量がもっとも多いと言われているのは生理開始から2日目。3日目以降、徐々に減少していきます。2日目でもナプキンを2~3時間おきに変えるくらいなら問題ないでしょう。しかし、経血が多いため、ナプキンを1時間ごとに交換する必要があったり、めまいや立ちくらみがあり、通勤や通学ができない場合は「過多月経」と言われ、注意が必要です。「過多月経」は貧血になりやすく、また、子宮筋腫や子宮内膜症、更年期障害などの婦人科系の疾患が原因の場合があるため、早めに婦人科を受診しましょう!
反対に生理2日目なのに、経血が少なく、普通の日用のナプキンを、1日2〜3枚くらいしか交換しない場合は、「過小月経」と言います。「過小月経」は、無排卵や黄体機能不全などが考えられるため、婦人科での診察を受けることをおすすめします。

レバーみたいな血の塊は病気のサイン!?

生理の2日目以降、月経血の量が減る時期に、経血の中に親指の第一関節ほどのレバーのような血の塊が混じることがあります。これは経血の量が多い証拠なのですが、1~2個くらいで、貧血を認められなければ、正常範囲内と考えていいでしょう。しかし、血の塊の数が多かったり、塊が大きければ「過多月経」の可能性があるので、婦人科での治療が必要な場合があります。

ちなみに経血にいつもと違う悪臭がある場合は、性病に感染している可能性があるので、速やかに婦人科を受診してください。

毎月経血をチェックすれば、自分の身体の状態の変化に気づけるはずです。以前と比べて様子が変わってきたという場合は、放っておかずに婦人科に相談しましょう。

photo : shutterstock
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

関口由紀

関口由紀

医学博士

女性医療クリニックLUNAグループ理事長として、婦人科・女性泌尿器科・女性内科・乳腺科・美容皮膚科、心斎橋分院の5施設を束ねるとともに、女性泌尿器専門医として診療も行っている。東洋医学にも造詣が深く、女性の悩み全般にオールラウンドに対応。公開講座情報はこちら

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