ヘルスケア・ダイエット

なんとなく続くダルさや不調。原因かもしれない食べ物&食習慣チェックリスト

なんとなく続くダルさや不調。原因かもしれない食べ物&食習慣チェックリスト

健康や美容にいいと言われる食材を摂り入れようと、日々努力している世の女性のみなさん! 良かれと思い込んでいるその食材や食習慣が、不健康な身体を作っているかもしれないとしたら? 今回は、不健康な身体にさせる可能性の高い食材と食習慣をご紹介。「外見だけでなく身体の内側からのアンチエイジングケアのために」と教えてくれたのは、杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生です。

今すぐやめるべき食べ物&食習慣リスト

①細胞を壊してしまう「トランス脂肪酸」

アメリカやオーストラリア、シンガポールなどではすでに使用規制がされているトランス脂肪酸。水素添加という工業的な技術によって植物油を固形にする時に発生します。揚げ物や菓子パン、マヨネーズなどに含まれ、原材料名にマーガリン、ショートニング、植物油脂などと書かれていたら、トランス脂肪酸が含まれている可能性大。
「身体の機能の根幹となる細胞や細胞内小器官は、脂質を主とした膜に覆われています。この膜を通じて栄養素や物質が出入りしていて、膜に含まれている脂肪酸の種類によって正常に働くかどうかが左右されます。トランス脂肪酸を含む食品を食べ、この細胞膜に取り込まれてしまうと膜の構造や機能が変わり、細胞が本来の働きを失ってしまうのです。全身には約60兆個の細胞があり、そのすべての細胞にこのようなことが起こってしまうと健康が害されることは、誰でもイメージできますよね」(山田先生)

②パスタやパンなどの「小麦食品」

疲れやすい、原因不明の体調不良が続く場合、もしかしたら小麦粉に含まれるたんぱく質のグルテンを消化、分解しにくい体質かもしれません。
「最近ではグルテンフリーが浸透してきていますが、完全なグルテンフリー生活を送るのは大変。だからこそ、意識的に食べる回数を減らしていくことが必要です。ほぼ毎日、小麦粉食品を食べているという人は、週末だけにするなど、無理のない範囲で食生活を見直してみましょう」(山田先生)

③「食品添加物」が使われている食品

身体に害があると言われる食品添加物。摂取カロリーが気になるからと「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」などとうたわれた食品をよく口にしている人は気を付けてください。それらの商品には発がん性のリスクが指摘されている人工甘味料が含まれています。
「その他にもカップラーメンなどに使われているリン酸塩が体内に入るとカルシウムの働きを阻害します。食品添加物だらけの加工食品を日常的に食べていると毒素が体内に溜まり、病気へのリスクが高まります。なにより怖いのは、これらの毒素は一度体内に入ると排出されるのに時間がかかること。極力食べないよう、意識して避けることが重要です」(山田先生)

④主食を食べないなどの極端な「糖質制限」

良かれと思って糖質制限を続けていると、逆に身体に負担をかけてしまうと山田先生は警告します。
「炭水化物を食べることで、筋肉や内臓などのあらゆる器官が本来の働きをしてくれます。その炭水化物を絶ってしまうと、徐々に器官に不具合が生じてしまうんです。そもそも『炭水化物=糖質』は厳密に言うと正しくなく、炭水化物とは糖質と食物繊維の総称です。エネルギー源になり、腸内環境を整えるなどの重要な役割があるので、玄米や豆類、イモ類などの未精製の炭水化物食品をしっかり食べましょう」(山田先生)

⑤有害物質の温床になる可能性がある「肉食生活」

糖質制限ブームによって肉食生活を送る人が増えていますが、山田先生曰く「肉は食べない方がいい食材」なのだとか。
「肉からしか得られない必須栄養素はありません。食べることで体内にアンモニアが発生し、その処理のために腎臓や肝臓に負担がかかります。さらに、飼育の過程で病気を予防するための抗生物質や、成育を早めるためのホルモン剤などが使われている可能性もあります。それらは人間にとっても有害物質。肉を食べることで無自覚にその有害物質も摂取し、体内に溜まってしまっているかもしれません。肉は嗜好品と考え、たまに食べる程度にとどめましょう」(山田先生)

ドキッとした人は要注意! 始められることから少しずつ、健康体を作る食習慣に切り替えてみてくださいね。

参考文献:『骨と血管を強くする! 老けない食べ方(山田豊文・監修)』(宝島社)

お話を伺ったのは...
杏林予防医学研究所所長・山田豊文先生
あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を独自に提唱。「杏林アカデミー」(2013年開校)や「アカサカフロイデクリニック」(2015年開院/CEOに就任)を通じて、本来あるべき予防医学と治療医学の啓蒙や指導を行う。『老けない』シリーズ(宝島社)のムックなど、著書・監修書多数。

photo:Shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

Beauty & Co. 編集部

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