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「日本人はお酒に弱い」は本当? 自分でできる体質チェック

「日本人はお酒に弱い」は本当? 自分でできる体質チェック

  あなたはお酒に強いほうですか? ビールがおいしい季節ですが、お酒と身体の関係について見ていきましょう。

 お酒に強いか弱いか。これは生まれながらに決まっているものと言えます。アルコールは体内で、肝臓の働きによって「アセトアルデヒド」に変わります。これは、その後「ALDH2」という酵素の働きで無害の酢酸に変化するのだそうです。

 ALDH2には3つの型があるのですが、酵素の活性が強い人、弱い人、まったく活性がない人に分けられます。つまり、活性の強い人がアルコールの分解が速い人というわけです。3種の酵素の型によって、お酒が強い「NN型」、ある程度飲める「ND型」、ほとんど飲めない「DD型」に分類。自分がどの型かは親から受け継ぐ遺伝子の組み合わせで決まるため、お酒に強いかどうかは先天的に決まっているものなのです。

「日本人は酒が弱い」とよく言われますが、それも祖先から受け継いだ遺伝子によるもの。ヒトはみな、もともとNN型でしたが、数千年前に東アジア地方である人間の遺伝子に突然変異が起こり、変化が生じ、これが広まったと言われています。そのため、ヨーロッパ人のほとんどがNN型でお酒が強いのに対し、私たち日本人や中国、東南アジアの地方のモンゴロイドはND型またはDD型であまりお酒が強くない人が多いのです。飲酒をして顔が赤くなるのもヨーロッパ人には見られない特徴で、「ジャパニーズフラッシング」(flushは顔が赤くなるという意味)と言われているそうですよ。

 女性は男性よりお酒に弱い人が多いように思いますが、これにも理由があります。女性は女性ホルモンが酵素の働きを抑制するため、分解力が弱いのです。だから、男性よりも酔いやすい人が多いのです。

 自分がお酒に強い体質がどうかは血液検査をすればわかりますが、自分でできる簡単な方法も。腕に消毒用アルコールを含ませた絆創膏を貼ってみてください。7分間経過したら絆創膏をはがし、さらに10分後、皮ふが無反応ならNN型(お酒が強い)、ピンクになればND型(ある程度飲める)、赤くなればDD型(ほとんど飲めない)と判定できるそうですよ。

 お酒を楽しむうえで、自分の体質を理解し適量を知っておくのは健康上だけでなくマナーの点からもとても大事なこと。ぜひみなさんもセルフチェックを行い、くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね。

Beauty & Co. 編集部

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