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キスに隠された驚きのパワー!運命の人の見極め方

キスに隠された驚きのパワー!運命の人の見極め方

キスって、ロマンチックですよね。そして、付き合って最初のキスはいつも特別。でも、キスをした途端に「何かちがう」と感じて恋心が完全に冷めてしまった、という話を聞いたことはありませんか? じつはこれ、医学的な理由があるのです。

彼が運命の人かどうかは、キスをすればわかる!

「シャツの匂いの実験」をご存知ですか? 1995年にスイスで大学生の男女に対して行われた実験です。3日間着つづけた異性のシャツの匂いをかいで、どれが一番好きかを答えるのですが、実験の結果被験者は、MHCという免疫にかかわる遺伝子の型が、自分とは違う相手のシャツを選ぶということが判ったのです。これは、MHCが異なる男女の間に生まれた子供の方が免疫力の幅が広く、生存に有利になるからだと説明されています。

この実験からもわかるように、恋愛を引き寄せるのは匂い―フェロモン様物質(フェロモンのように作用すると考えられている物質)で、とくにMHCが大きく影響しています。そしてその発生源は皮脂腺とアポクリン腺。アポクリン腺は脇や性器など隠れたところにありますが、皮脂腺が集中しているのは顔やうなじ。特に鼻の周りに多くあります。

つまり、私たちはキスを交わすとき、顔を極限まで近づけることで、無意識に相手のフェロモン様物質を感じ取り、MHCの型が違う相手だと強くひかれ、逆に型が近しい相手だと興味を失ってしまう、というわけ。

このことから考えると、初めてのキスで「何かがちがう」と感じてしまった相手は、「運命の人ではない」と本能が告げていた、とも言えるでしょう。

キスやスキンシップでストレスホルモンが低下する

ちなみに、大事なのは最初のキスだけではありません。付き合いの長いカップルの間では、キスをしたりスキンシップをとることで、愛着ホルモンであるオキシトシンが分泌され、ストレスホルモンであるコルチゾールが低下することが判っています。また、妻にキスしてから出勤する男性は平均5年長生きするそうですから、すでに運命の人と結ばれた女性の皆さんも、キスはずっと大切にして下さいね。

photo:thinkstock

●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

船曳美也子

船曳美也子

産婦人科医

1983年神戸大学文学部(心理学専攻)を卒業後、医師を志し、1991年兵庫医科大学を卒業。兵庫医科大学病院、西宮市立中央病院、パルモア病院を経て、オーク住吉産婦人科(大阪)に勤務。不妊と肥満の関係性に着目し、ダイエットプログラムも発案。現在は、2013年に開院したオーク梅田レディースクリニックを中心に、不妊治療を専門に診療にあたっている。

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