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香典不要、茶碗割り?地域で異なるお葬式の風習

香典不要、茶碗割り?地域で異なるお葬式の風習

結婚式、お葬式――。冠婚葬祭の風習は地方によって驚くほどに違います。彼の実家や知り合いの式に呼ばれてびっくり、なんてことも多いのでは? ところでおめでたい結婚式の風習についてはよく話題にのぼりますが、お葬式となるとあまり知られていません。そこで今回は土地によって違うお葬式の風習についてご紹介します。

葬儀は式をとりおこなう宗派によってもスタイルはまちまちですが、その土地に伝わる風習もあります。たとえば京都をはじめとした西日本では出棺の際に故人が愛用していた茶碗を音をたてて割ってしまいます。葬儀では故人に一膳飯をそなえることが多いですが、出棺の前にそのご飯を棺に入れ送り出します。ここで残った茶碗をパリン! これには故人が戻ってこないように、成仏してほしいという願いが込められています。

葬儀では精進料理を出すのが一般的ですが、鳥取や島根の一部では「御誂(おあつらえ)パン」をはじめとした仏事パンが配られます。静岡県の浜松には「お平(おひら)パン」というお菓子も。平たいパンは草鞋(わらじ)に似ていて、二枚セットで配られるのが慣習です。これは故人が旅立つ時の草鞋を連想して作られているそう。

葬儀では香典やお花代などお金もかかりますよね。必要なこととはいえ急な出費は痛いもの。こんな悩みを解消してくれるのが長野や群馬などに伝わる「新生活運動」。元々は終戦後に広まった運動で、儀礼的なお金のやりとりを廃止しましょうとするものです。たとえば長野県で葬儀に行くと一般受付と新生活受付があり、新生活受付の場合は香典なら数千円と金額が決められ香典返しは不要ととりきめがされています。これはとっても合理的ですね。

大人の女性としては冠婚葬祭のマナーはわきまえていたいもの。式に参列する前に地方ごとの風習を調べておいて、戸惑うことのないように大人の振る舞いを心がけたいですね。

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Beauty & Co. 編集部

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