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栃木・益子焼 震災がれきをオブジェに 復興願うカフェ

栃木・益子焼 震災がれきをオブジェに 復興願うカフェ

栃木県益子町は焼き物のまち。まちのいたるところに登り窯や製陶所があり、毎年春と秋には大規模な陶器市が開催されます。最近では若い作家さんも活躍し、まち全体でアートフェスティバルを開催したり、古い民家を改装したおしゃれなカフェが増えたり、有機野菜のマルシェがたったりと女性にも人気が高まっています。

2011年の東日本大震災では益子も被害を受けました。文化財に指定された登り窯が壊れたり、陶器が割れてしまったり。とくに陶器は落下して割れたものはもう商品にならないため被害は大きかったそうです。その割れた陶器をオブジェとして利用したカフェが宇都宮市にある「下野新聞(しもつけしんぶん)NEWS CAFE」です。ここは栃木県の地方新聞である下野新聞社が、地域の人たちの交流拠点として運営するカフェ。店内ではコーヒーを飲みながら各テーブルに置かれたその日の下野新聞を自由に読むことができ、デジタルサイネージで県内の最新ニュースもいち早くキャッチできるというユニークなカフェです。

そして「NEWS CAFE」1階奥の壁には震災で割れた益子焼の陶器を使ったオブジェが。お皿や急須など、色も形もバラバラの陶器のカケラたちがアートとして新しく生まれ変わっています。CAFE玄関の外装は大谷石の震災がれきを使って門をイメージした装飾がなされています。益子焼も大谷石も栃木県の代表する特産品。その廃材がカフェの一部となって人々を見守っています。

震災から約3年半。復興への道のりは続いています。興味を持ったら「NEWS CAFE」に足を運んでみて。被害を受けたカケラの一部から土地の人の復興への願いを感じとることができるはず。それが小さな一歩になるかもしれません。

写真提供元:下野新聞社

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Beauty & Co. 編集部

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