スキルアップ・マナー

ゆっくりスマートに…美しい「別れ際の作法」とは?

ゆっくりスマートに…美しい「別れ際の作法」とは?

 人生において“去り際が肝心”などということが言われます。退社、引退など人との別れはつきものですが、「立つ鳥跡を濁さず」のことわざどおり、去り際は美しくありたいものです。

 そんな大きな“去り際”だけでなく、日常生活での別れの場面も、実はその人の印象をよくしたり、悪くしたりするポイントであるのです。 

「ピークエンドの法則」を知っていますか? 人は過去の経験や出来事を「ピーク(最良・最悪)」と「エンド(終わり方)」によって判断しているという理論のことです。この法則からも立ち去るとき、別れのときは、好印象を残すチャンスです。仕事でもプライベートでも、人にいい印象を残すには、「終わり」がまさに肝心なのです。では、スマートな立ち去り方とは、どのようなものなのでしょうか。

 まず、別れるときは「急いで立ち去らない」こと。忙しいとついあわただしくその場を立ち去りがちですが、これは「早くこの場から去りたかったんだな」と相手に悪い印象を与えることになってしまう場合も。座っている状態から立ち去る場合は、いすからゆっくり腰を上げましょう。さらに、握手などをして「楽しかった」「親しみを持っている」ということを表現すれば、なおよいでしょう。

 また、「去り際は堂々と」すること。取引先との打ち合わせなど、先方を立てなくてはいけない場合もありますが、腰を低くするのは会がスタートするとき。終了時はできるだけ堂々と振る舞い、相手に「信頼できそう」と感じてもらうのがいいのです。

 立ち去ってからも、「あとひきしぐさ」でひと押しを忘れずに。あとひきしぐさとは、江戸時代の人が、人との上手なつきあい方や公衆でのマナーとして使っていた、「江戸しぐさ」と呼ばれる所作のひとつ。人と別れた後に、すぐ立ち去るのではなく、少し離れてからもう一度振り返り、別れる人と視線を合わせる、もしくは会釈すること。別れの名残惜しさを表現し、演出することで、「この人ともう一度会いたいな」と思わせるようにするワザです。江戸っ子のコミュニケーション術、ぜひ現代でも使ってみてくださいね。

「終わりよければすべてよし」などという言葉もあります。別れ際も美しさを意識すれば、一段上の大人の女性に変身できるかもしれません。

Beauty & Co. 編集部

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