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新生・歌舞伎座に出かけてみよう! 歌舞伎は意外と身近な伝統芸能

新生・歌舞伎座に出かけてみよう! 歌舞伎は意外と身近な伝統芸能

今年4月2日に新開場した「歌舞伎座」。来年3月まで続く、こけら落とし公演を一目見ようと、連日多くの人でにぎわっています。日本の伝統芸能である歌舞伎は、能楽や文楽と並ぶ「三大国劇」のひとつとされています。

「かぶき」とは、奇抜な身なりをする「傾く(かぶく)」という言葉からきていると言われています。これは安土桃山時代から江戸時代の初期にかけて流行したもの。派手な服装や髪型をして、時には世間の秩序に反して行動する人のことを「かぶき者」と呼び、それが当時の最先端のカルチャーだったそうです。そのような扮装で、斬新な動きを加えて踊ったのが歴史の授業でも勉強した「出雲阿国」という女性。「かぶき踊り」と言われていたもので、彼女が、歌舞伎の祖と言われています。

 以後、舞踊や音楽、セリフ劇などの各要素を備えた「総合芸術」として様式が確立されました。江戸後期には怪談話として有名な『東海道四谷怪談』、幕末から明治にかけては人情話の『十六夜清心(いざよいせいしん)』などが生まれ、これらの演目は現在にも受け継がれています。

 敷居が高そうだしなかなかなじみがないと思う人も多い歌舞伎ですが、もともとは庶民的な演劇。私たちがふだん何気なく使っている言葉にも、歌舞伎などの古典芸能に由来しているものがあるんですよ。たとえば、「大詰(おおづめ)」は、元はと言えば歌舞伎の最後の、クライマックスシーンを指す言葉でした。また、「どんでん返し」は、歌舞伎では舞台装置ががらりと変わるとき、「ドンデン」と太鼓が叩かれることから生まれた言葉。太鼓が鳴っている間に、場面が大きく変わることから、今では物事が急に逆転する意味に使われているのです。

 歌舞伎は難しいというイメージがあるかもしれませんが、今回のリニューアルオープンで、座席に字幕ガイドが見られる画面が取り付けられました。また、イヤホンガイドを利用することもできます。これらがあれば、初めての人にとってもセリフがわかりやすくなり、時代背景などの説明もあるので、楽しく観劇することができそうです。もちろん、あらすじを事前に予習しておくのもいいですね。

 独特の言い回しに、舞台装置や衣装、メークなど歌舞伎には筋書きを追うだけではない魅力がたくさんあります。興味はあるけどまだ行ったことがないという人は、この機会にぜひ一度出かけてみてください。歌舞伎にハマってしまうかもしれませんよ。

Beauty & Co. 編集部

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