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5月病に効く「読み薬」、処方します

5月病に効く「読み薬」、処方します

5月。新緑の気持ちいい季節。いかがお過ごしですか?
五月病なんて言葉もあるように、毎日仕事の忙しい人にとっては、憂鬱になりやすい時期かもしれません。

たまには、仕事を忘れてほっと一息つきたい、ほんのちょっと遠出してリフレッシュしたい...と思っても、忙しければ忙しいほど、その時間を作るのも、気持ちの切り替えも、難しい。

色んな息抜きの方法があるけれど、私にとって一番のリフレッシュ法は、本を読むこと。たくさんの考え事が頭の中を支配してしまって、ぼんやりできない時には、全く別の世界、本の世界にトリップすることが一番手っ取り早いのです。

たとえば、こんな本。

〈どこかの森〉のアリス LD&K BOOKS

〈不思議の国〉に飽きたアリスは
〈どこかの森〉へやって来ました
小鳥がトゥイートしているその森で
〈いないジョーカー〉とお茶を飲んでいると
〈いるウサギ〉たちがアリスに問いかけるのです
「アリとリスのどっちが好き?」
アリスは黙って本を読んでいます

ダイヤのクィーンが話しています
「私の時計は左回り
だから私は少女へと育っていく」

(詩「〈どこかの森〉のアリス」から一部抜粋)

写真の背景は、群馬県にある、北軽井沢の森と山荘。 私の祖父、詩人の谷川俊太郎も、私の父、音楽家の賢作も、私たち家族が代々、夏の思い出を作っている場所です。

背表紙には、本の世界をそのまま映像集にしたDVDが入っていて、写真にはなかった、動きや、音も加わり、更に、ぐいぐいと別世界に惹きこんでくれます。
「写真」「詩」「映像」「音楽」「朗読」...色んな要素が混ざり合って、思わぬ角度から、一瞬にして、夢の世界へ。まるで、アリスがうさぎ穴に落ちるように。

そんな、開くだけで、女の子の夢が詰まった世界にトリップできる本。
気がついて本の夢から目覚めた時には、もうさっきまでの憂鬱はどこか遠くに置いてきてしまっているはずですよ。



(写真は全て「〈どこかの森〉のアリス」から引用)

●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

谷川夢佳

谷川夢佳

スタイリスト

1991年東京生まれ。自由学園女子部中・高等科を経て、バンタンデザイン研究所スタイリスト科卒。2010年アクセサリーブランド『Yumeka』活動開始。12年渋谷PARCO「シブカル祭」出展。甲斐みのり主宰のWebshop「Loule」等を中心に商品を展開。雑誌・PV・CMなど様々な媒体で活動中。13年おはなしを担当した絵本作品が白泉社「MOE絵本グランプリ」最終選考に。文筆家としても活動の幅を広げている。著書に、企画とスタイリングを担当した写真詩集「〈どこかの森〉のアリス」(LD&K BOOKS)、「雪の国の白雪姫」(PARCO出版)
HP Blog「夢日記」

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