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幸せを呼ぶカタチ。見てるだけで涼しくなれるガラスの器たち

幸せを呼ぶカタチ。見てるだけで涼しくなれるガラスの器たち

タマゴ型のガラスに四つ葉のクローバーを閉じこめたペーパーウェイトは、ガラス作家・イイノナホさんの代表作。

イイノさんは、手によくなじむペーパーウェイト、器、グラスなどから、美術館や店舗の装飾シャンデリアまで、幅広く作品を制作されています。

彼女の作品は同じアイテムでも少しずつ表情が異なり、涼やかでありながら温かみも感じさせてくれるカタチです。

そんな生き物のようなガラス作品たちが生まれるガラス工房『iino naho glass garden』を、特別に案内していただきました。(※一般には公開していません)

ガラスの溶解用の炉は1300度で稼働中。ちょうど3人のスタッフが、ガラス作品『ウサギのトレイ』を制作していました。

溶かしたガラスを型に流し、ウサギの判型を押していきます。その後、形を整えられた作品は、次々と400度の除冷庫の中へ。急な温度変化があるとひび割れてしまうため、バーナーで高温を保ちながらの作業。空気がピンと張りつめ、一瞬、工房内の暑さも忘れてしまうほど。

イイノさんはキビキビと指示を出しながら、ひとり静かに『かみさま』と名付けられた人型のオブジェを削り、磨いています。
ガラスたちに対する厳しくも愛おしさ溢れる視線が、そのまま作品の中にも現れているように感じました。

イイノさんの著書『水と空のあいだ』『ガラスとヒカリ』からは、作品とご本人の人柄も伝わってきます。とくに、写真に添えられたエッセイを読むと、大切な物をそっと愛でる時のような、特別な気持ちに。見るたびに柔らかい気持ちになれる、何度も読み返したくなる本です。

イイノさんのガラス作品は、それがどんな所でも、置いた場にヒカリを運んでくれる。まさに、幸せを呼ぶカタチ。自分への宝物、大切な方への贈り物に、いかがですか?

取扱店舗
BEAMS 立川店・渋谷店・銀座店・横浜店など
リ・スタイル ギフト 新宿伊勢丹本店3F
klala 三軒茶屋のセレクトショップ
AKOMEYA TOKYO銀座...季節に合わせたオリジナルの器を制作・販売
NEW MUSEUM(ニューヨーク)...シャンデリア展示中

展覧会情報

写真:谷川淳 (トップ画像のみklalaより引用)

●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。
●掲載された記事の内容は取材時点の情報に基づきます。

谷川夢佳

谷川夢佳

スタイリスト

1991年東京生まれ。自由学園女子部中・高等科を経て、バンタンデザイン研究所スタイリスト科卒。2010年アクセサリーブランド『Yumeka』活動開始。12年渋谷PARCO「シブカル祭」出展。甲斐みのり主宰のWebshop「Loule」等を中心に商品を展開。雑誌・PV・CMなど様々な媒体で活動中。13年おはなしを担当した絵本作品が白泉社「MOE絵本グランプリ」最終選考に。文筆家としても活動の幅を広げている。著書に、企画とスタイリングを担当した写真詩集「〈どこかの森〉のアリス」(LD&K BOOKS)、「雪の国の白雪姫」(PARCO出版)
HP Blog「夢日記」

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