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明日は旧暦の七夕!五色の効果で願いをかなえて

明日は旧暦の七夕!五色の効果で願いをかなえて

ちょうど今の時季、21時頃に南の空を見上げると、七夕の星として有名な織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)が美しく輝いているのが見られます。

天の川の両岸に離れ離れとなってしまった織姫と彦星が、年に一度会うことが許されているのは7月7日。その日はもう過ぎてしまったと、残念に思うのはまだ早い! というのも、伝統的な七夕の日である旧暦7月7日は、今年は明日(8月2日)だからです!

そもそも、中国で誕生した織姫と彦星の七夕伝説と、織姫にあやかって機織りや裁縫の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が日本に伝わったのは奈良時代。これに日本古来の「棚機女(たなばたつめ)」の伝説などが結びついて、平安時代に宮中行事になりました。年中行事として庶民に浸透したのは江戸時代のこと。当時は旧暦が使われていましたから、旧暦7月7日に七夕行事をするのが本来の姿というわけです。

「ささのは、さ~らさら♪」の歌い出しでおなじみの童謡『たなばたさま』。この歌詞にある「ごしきのたんざく」の五色(ごしき)とは、中国の陰陽五行説に由来するもので、「青・赤・黄・白・黒」をさします。これらは「五常(ごじょう)」と呼ばれる、人が守るべき道徳「仁・礼・信・義・智」に対応しています。

青(仁):他者への思いやり
赤(礼):礼儀、秩序を保つ
黄(信):欺かないこと
白(義):正しいおこない
黒(智):物事を理解する心

短冊に願いを書くときには、五常の意味を踏まえて、願い事に合う色を選んでみましょう。そうすれば、自分の思いを効果的に天に届けることができるかもしれません。

さあ、明日は旧暦7月7日。星に叶えてほしい願い事を自分から引き出して、自分自身と向き合う機会です。笹飾りは準備できなくても、五色の紙に願いをしたためてみる。そうすれば心が整理され、自分が望む方向がハッキリするはず。天に輝く星たちも、きっと見守ってくれています。

●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

景山えりか

景山えりか

暦文化研究家

旧暦や月の文化に造詣が深く、暦を介して星や月と親しむ生活を自ら実践。暮らしに役立つ暦の知識と、おいしいティーのいれ方やブレンドのコツが学べる「星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部」を主宰し、各地で講座を開催。執筆活動と講座を通して、暦に親しみながら星空とお茶を楽しむライフスタイルを提案している。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。景山えりか オフィシャルサイト Facebook

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