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トルコの嫁入り道具、レース編み「イーネオヤ」の魅力

トルコの嫁入り道具、レース編み「イーネオヤ」の魅力

トルコの伝統的な縁飾りのレース編み「イーネオヤ」をご存知でしょうか。イーネとは針、オヤとは縁飾りの意味。トルコ人女性がかぶっているスカーフの縁を飾るもので、嫁入り道具のひとつとして母や祖母が新婦のために用意するのだとか。

上の2つの写真は共にアイドゥン地方のヴィンテージで1950-60年代に作られイーネオヤ。

こちらはトルコの嫁入り道具の必需品、イーネオヤスカーフです。1970年頃にイズミル県のオデミシュで作られたヴィンテージの1点物。コットンプリントで、縁のレース部分は地元産のシルク糸を使用しています。

こちらはシルクのイーネオヤが有名なナウルハン村で作られた、イーネオヤをピアスにアレンジしたもの。コロンとかわいい左の青い実のピアスはオレンジモチーフです。右の花のピアスは、イーネオヤの小花が9個ついています。

シルク素材のこちらの花は、装飾や花嫁のブーケとして作られたもの。幾重にも重なった繊細な花びらが特徴的です。一輪飾るだけでも存在感があるのでプレゼントにもいいですね。(上:ひなげし 3,800円/本、下:バラ 5,800円/本)

イーネオヤを編む女性が減ってはきているものの、確実に、そして大切にトルコ各地で伝承されています。農作業の合間に針を動かす女性たち。ライフワークとして日常の中にある手工芸はすてきですね。

今回ご紹介した商品を扱っている「ミフリ&アクチェ」の野中幾美さんによる『トルコのちいさなレース編み オヤ』(誠文堂新光社)が発売中です。野中さんはトルコ在住20年、トルコの手工芸を紹介する活動をされています。イーネオヤに興味を持った方、作り方を知りたい方はぜひお手に取ってみてください。

商品取扱:トルコキリムと伝統手工芸 ミフリ&アクチェ

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菅野和子

菅野和子

エディター/ライター

主に食、クラフト関連の雑誌や書籍に関わる。ライフワークテーマは、色彩と手仕事と古楽器。アイルランドとニューメキシコと八重山諸島が大好き。今年から念願の織りを始めました。アイコンはメキシコの人形です。

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