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10月の満月は皆既月食!月の妖艶な姿にうっとり

10月の満月は皆既月食!月の妖艶な姿にうっとり

10月8日(水)の満月はスペシャルです。日本のほとんどの地域で、皆既月食が見られます!

月食とは、月が地球の影に入り込んで、満月なのに暗くなったり、欠けているように見えたりする現象のこと。地球を真ん中にして、太陽と月が一直線に並ぶとき、つまり満月のときに起こります。ただし、天球上を移動する太陽と月の通り道は、ぴったりと同じではないため、満月のたびに月食になるわけではありません。また、条件によっては見られないことだってあります。ちなみに前回の皆既月食は4月15日でしたが、皆既の状態は日本の地平線下で起きたため、見ることはできませんでした。だから今回の月食は、期待でいっぱいです!

当日、月は18時15分に欠け始め、21時35分に欠け終わります。そのうち皆既になる時間帯は、19時25分から20時25分まで。皆既中の月は、真っ暗になって見えなくなるわけではなく、赤黒い色に見えます。その姿は、なんとも怪しく妖艶です。雲や建物によって遮られることがなければ、肉眼でも見つけられるので、神秘的な現象の一部始終をぜひ見届けてほしいところです。

一般的に満月の夜は、月が明るすぎて星空観賞には適しませんが、月食によって月が暗くなれば、月の光で見えなかった星たちが姿を現します。月の近くにいるのは、ペガスス座やアンドロメダ座など秋の星座たち。暗くて赤黒い月と、星たちの共演も見どころのひとつです。

何かとあわただしい毎日を過ごしていると、自分の頭上に広がる世界に目をとめることは滅多にないかもしれません。けれど、誰の頭上にも空は平等に広がっています。8日の夜、ほんの少しだけ意識して空を見上げれば、かなり得した気分を味わえるはずです。

photo:thinkstock
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

景山えりか

景山えりか

暦文化研究家

旧暦や月の文化に造詣が深く、暦を介して星や月と親しむ生活を自ら実践。暮らしに役立つ暦の知識と、おいしいティーのいれ方やブレンドのコツが学べる「星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部」を主宰し、各地で講座を開催。執筆活動と講座を通して、暦に親しみながら星空とお茶を楽しむライフスタイルを提案している。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。景山えりか オフィシャルサイト Facebook

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