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秋の深まりを感じる紅葉狩りで、身体と心に活力をチャージ!

秋の深まりを感じる紅葉狩りで、身体と心に活力をチャージ!

春になると桜前線が北上して日本全国でお花見をするのと同じように、秋は北国や標高の高いところから順に紅葉の便りが届き、その美しさを楽しみます。これを「紅葉狩り」といいます。「狩る」といっても、梨狩りやブドウ狩りのように、葉を採取するわけではありません。紅葉狩りとは、山野をたずねて色づいた葉を観賞することです。

もともとは7世紀頃に、風流な暮らしを好む貴族たちの間で行われた遊びでした。紅葉見物をしながら宴を開いたり、紅葉をテーマに和歌を詠んだり。それが江戸時代になると、庶民の娯楽として広まり、紅葉を見ながら酒盛りをして楽しむようになったといわれています。

現代では、ちょっぴり地味なイメージの紅葉狩り。ですが、紅葉狩りを楽しめる場所は日本中にあります! 秋ならではの凛とした空気と、紅葉の鮮やかさ。想像するだけで、深呼吸したくなるような気持ちよさですよね。この秋は、お気に入りのスポットを見つけて、紅葉狩りへ出かけてみませんか? 自然のリズムに合わせた養生法において、秋色になった木立の中を歩くことは、冬に向かっていく身体に活力を与えます。

以前、チベットの伝統医療について専門家から話を聞く機会がありました。そのとき、もっとも印象に残ったのが「自然の中を歩くことが、一番の薬です」という言葉。確かに、自分の経験からも言えることで、大きくうなずいてしまいました。山や森の中を歩くと、不思議と元気が出ますよね。その景色一面が赤や黄色に色づいていたら...もっと元気になれそう!

山や森へ遠出をしなくても、近所の公園や並木道を散歩するだけでも気持ちのよさは味わえるはず。気が置けない仕事仲間や友人を誘えば、楽しさもふくらみます。昔から日本人が慈しんできた紅葉の風景を愛でながら、身体と心に自然のパワーをチャージしましょう。

photo:thinkstock
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

景山えりか

景山えりか

暦文化研究家

旧暦や月の文化に造詣が深く、暦を介して星や月と親しむ生活を自ら実践。暮らしに役立つ暦の知識と、おいしいティーのいれ方やブレンドのコツが学べる「星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部」を主宰し、各地で講座を開催。執筆活動と講座を通して、暦に親しみながら星空とお茶を楽しむライフスタイルを提案している。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。景山えりか オフィシャルサイト Facebook

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