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夢のように美しい!江戸切子の小さなきらめきの世界にうっとり?

夢のように美しい!江戸切子の小さなきらめきの世界にうっとり?

「江戸切子」を知っていますか? 切子とは、簡単にいうと「和のカットグラス」のこと。ガラスの表面に彫刻をほどこし、磨きを重ねて仕上げます。江戸時代に生まれた伝統工芸です。鹿児島の薩摩切子は大胆な柄が多いのですが、江戸切子は、菊や麻の葉など、着物の柄のような繊細な文様が多いのが特徴です。
その江戸切子を手がける、とても素敵な女性作家さんが小川郁子さん。学生時代の習い事から江戸切子の第一人者のもとで修行をし、独立。独特の色と文様は、日本の伝統の枠にとらわれない、どこかヨーロッパのアンティークのような雰囲気も漂います。熱心なファンの多い小川さんの展覧会がもうすぐ東京で始まります。

ガラスなのに、優しい温もりを感じるのは、小川さんのお人柄が表れているのでしょうか。小宇宙のような作品をじっと眺めていると、時の流れを忘れるような、ちょっと不思議な気持ちになります。伝統的な切子の文様はほぼシンメトリー(左右対称)なのですが、小川さんはあえて、左右非対称に文様を刻んでいて、そこから独特の世界観が生まれているのかもしれません。

ちなみに、今回の展示会の作品ではありませんが、過去の作品もこちらのサイトで見ることができます。残念ながら、すべてソールドアウトですが、ぜひ見ていただきたいのが、切子の帯留めです。美しくて、かわいらしくて、眺めているだけで、心が癒されますよ。

今回の展示会は、約100点を展示予定。花器や食器のほか、帯留めも出品されます。新たな小川郁子ワールドを堪能できるはず。クリスマスイルミネーションもいいけれど、江戸切子の小さなきらめきの世界ものぞいてみては?

小川郁子 切子展
11/29(土)~12/7(日)
11:00~19:00(会期中無休)
SAVOIR VIVRE
東京都六本木5-17-1 AXISビル3階
TEL:03-3585-7365

写真提供・取材協力 panorama

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菅野和子

菅野和子

エディター/ライター

主に食、クラフト関連の雑誌や書籍に関わる。ライフワークテーマは、色彩と手仕事と古楽器。アイルランドとニューメキシコと八重山諸島が大好き。今年から念願の織りを始めました。アイコンはメキシコの人形です。

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